ペーパーシリーズ(5) リサイクルユース製品窓付き封筒のリサイクルを促進する封筒窓用グラシン紙 |
「クリスタルウィンドウ」 古紙として再生処理できる封筒用窓材 窓付き封筒をそのまま再生処理できるよう、フィルムに代わる窓材として開発した、透明性の高いパルプ100%の封筒窓用グラシン紙です。高速製袋機での作業性がよく、また内容物に記載されているカスタマバーコードの読み取りも可能です。 用途例/封筒用窓材、包装材など リンテックのホームページより引用 |
MEMO
窓付き封筒用のフイルムの材質は、塩ビが多く使われています。塩ビは原料の6割が塩で、石油は4割と「省資源・省エネ」型のプラスチックです。軟質から硬質までさまざまな種類があり、その用途がきわめて広いのも特徴の一つ。丈夫で透明で窓用フイルムとしては一番適しているのですが残念ながら、紙と一緒には再生処理することは出来ません。
セロファンは、木材パルプを原料として造られる透明フィルムです。焼却しても有害ガスの発生が無く、土中で分解するなど、環境に優しいフィルムです。しかし古紙と一緒に混ぜて再生処理することは出来ません。
また、特殊な樹脂を窓部分に浸透させ透明化しているものもリサイクルの妨げとなります。最新の水溶性ワックス加工は大丈夫とのことですが、製造している場所が限られてしまうため、納期がかかる、大ロット向けなど、通常の窓あき封筒のように一般的ではありません。
透明度は低く、湿度にも弱いグラシンですが、原料がパルプ100%の「紙」であるため、フィルムを剥がさなくても再生処理が可能であり、環境のことを考えると一番優れた窓封筒用フイルムといえると思います。
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