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紙の断裁工程で発生する断ちくずで作ったメモ用紙
パレットに積まれた大きな断ちくず。
紙の仕上寸法には、A列とB列があり、通常A全判(縦880mm×横625mm)の用紙からA4仕上(縦297mm×横210mm)だと無駄なく8つ取れます。しかし、特殊紙などでA判の紙がない場合、又は変形サイズでA判では小さい時など、B列の四六判(縦1091mm×横788mm)と呼ばれる紙を使うことになりますが、かなり大きな断ちくずが出ることがあります。
通常はこのように、大きな断裁くずも古紙回収業者によって圧縮、梱包され製紙メーカーへ再生紙の原料として送られ新しい紙に生れ変わります。しかし、リサイクルにも経費はかかります。
2001年10月、 創立50周年を迎えられた大町山岳博物館様のご厚意により、資源をそのまま再利用したメモパットを、記念事業実行委員会様に納入させていただきました。
右の写真の断ちくずも、六等分すると立派なメモ用紙の出来あがりです。
但し、いろいろな材質の紙があります。メモ用紙に適した紙を選んで詰めていますが、厚さは70g/uで130枚、100g/uで95枚と、入枚数に差がございます。また、上質紙を中心に、色上質紙、カラークラフト等も混入しております。また、印刷物の仕上げ寸法の外側を使用していますので、トンボと呼ばれる印刷の見当を見るためのマークなどが残っている物がございます。通常の使用には差し支えないと思いますが、これらの点をお含みくださいますようお願いいたします。