挑戦

平成14年5月19日


いよいよワールドカップの開幕ですね。郵便局が、会場などで出張販売するときの販促品の台紙を5月19日、断裁、型抜き、折りたたみとほぼ同時進行で作業を進め、即日仕上げで納品させていただきました。長野五輪の際に身につけたノウハウを活かして特別体制で限界に挑みました。

紙揃えして断裁機へ送りこむ。
←印刷物を正確に揃えて、断裁機に送りこみます。

↓ハイデル打抜き機のフィーダー(給紙)部分。今の機械は、バキュームポンプがどんどん大型化していますが、この機械のポンプにはすごい仕掛けがあります。
ハイデルのフィーダー部分。

トルコを旅行したときです。街の印刷屋さんで見た光景です。
外からよく見える位置にハイデルKSBが誇らしげに置いてあり現役で活躍している様子を見てうれしくなりました。あとプラテン印刷機と小さな断裁機、これだけなのですが活気がありました。中古ハイデルサイト










ハイデルの太い胴、国産機の倍以上あります。強力な印圧が得られます。







ハイデルのタコメーター、ただいまの打ち抜きスピード4000回。転←シブーいハイデルのタコメーター。ただいま4000回転で打抜き作業中。ちなみに長野五輪の時は、常時レッドゾーンギリギリの4800回転でした。



→太い圧胴。国産機の倍以上の太さです。下の版盤に抜き刃型がセットされています。刃型は前後往復運動して、紙が回転する胴と一緒に抜刃と噛み合い、型抜きやミシン目を入れたり筋を入れることができます。









紙折り機のデリバリー部、整然と並んで出てくる様子は見ていて気持ちいいです。紙折り機のフィーダー部、1折でポケット作り、2折で本体を直角折します。
→最後の仕上げは紙折機での作業です。手前が折機のフィーダー部、1折でポケット作り、2折で本体を直角折します。これも変則8ページ折です。






←紙折り機のデリバリー部、サクサクと整然と並んで出てくる様子は気持ちいいです。25部ずつ、キックカウンターが数えてくれます。



箱詰めして完成です。←箱詰めして完成です。新潟会場ビックスワンで見かけたら、買ってくださいね。

新潟スタジアム (ビックスワン)←それにしてもすごいイベントなのですね。6月15日は、試合終了後0時から1時40分まで10分おきに、臨時の新幹線が11本も運転されるということですから・・・
日本チームの健闘を祈ります。そして、スポーツを通じて世界の平和を望みます。



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